■現代語訳

ねの掛詞 『大和物語』 現代語訳

深草の帝とまうしける御時、~深草の帝とまうしける御時、良少将といふ人いみじき時にてありけり。いと色好みになむありける。しのびて時々あひける女、おなじ内裏にありけり。「こよひ必ずあはむ」と契りたる夜あり...
■現代語訳

荻の葉 『更級日記』 現代語訳

その十三日の夜、~その十三日の夜、月いみじくくまなくあかきに、みな人も寝たる夜中ばかりに、縁に出でゐて、姉なる人、空をつくづくとながめて、「ただ今行方なく飛び失せなばいかが思ふべき」と問ふに、なまおそ...
■現代語訳

伏見修理大夫俊綱の事 『宇治拾遺物語』 現代語訳

これも今は昔、~これも今は昔、伏見修理大夫は宇治殿の御子にておはす。あまり公達多くおはしければ、やうを変へて橘俊遠としとほといふ人の子になし申して、蔵人になして、十五にて尾張守になし給ひてけり。それに...
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チャンクDE古文

問題演習のページを「チャンクDE古文」として1ページに並べました。一日ひとつずつ覚えていこう!
★重要単語

ものの / ものを 接続助詞

形式名詞「もの」に助詞がついて一語化したものです。もともとはどれも「逆接」の使い方が主流でしたが、「ものから」「ものゆゑ」に関しては、次第に「順接」の使い方も見えはじめ、近世になると「順接」がだいぶ増えてきます。
〇和歌

人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は (後鳥羽院)

人がいとおしいと思い、一方では人が恨めしいと思う。つまらないとこの世を思うために、悩みわずらう私の身は。
〇和歌

世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 綱手かなしも (鎌倉右大臣)

この世の中は、いつまでも変わらないものであってほしいなあ。波打ち際を漕ぐ漁師の小舟の綱手を、漁師たちが引いている様子はしみじみといとおしいものだ。
★重要単語

こまやかなり【細やかなり・濃やかなり】 形容動詞(ナリ活用)

行き届いているフルハイビジョン意味(1)きめこまやかだ・繊細だ(2)綿密だ・くわしい・こまごまとしている(3)心がこもっている・愛情深い・懇切丁寧だ(4)色が濃い(5)にこやかに  *「笑ふ」を修飾し...
★重要単語

こそあれ / こそあらめ / ばこそあらめ 連語

「こそあれ」は、係助詞「こそ」+動詞「あり」の已然形です。「こそー已然形」は、後件につながっていく場合は「~けれど」という逆接のかたちで訳すことになります。「こそあれ」という言い回しはほとんどこの使い方です。「こそあれ」は、「あり」が本動詞なら「~はあるけれど」と訳し、「あり」が補助動詞なら「~であるけれど・~ているけれど」などと訳します。それに推量の助動詞「む」がついたものが「こそあらめ」ですね。
★重要単語

こそ(ー已然形) 係助詞

「こそー已然形」が「前提」となり、後件につながっていく場合は「~けれど」という逆接のかたちで訳すことになります。「こそー已然形」が「文末表現」なのであれば、「余情表現」または「強調表現」と考えます。
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