■現代語訳

■現代語訳

夢に現れた姫君 (住吉物語) 現代語訳

かくいふほどに、~かくいふほどに、秋にもなりぬ。住吉には、月日の積もりゆくままに、いとどあはれさもまさり、「いかになるべき身にか」とおぼし嘆く。尼君もうち泣きて、「わらはは残り少なき身に侍る。めでたう...
■現代語訳

正月十五日 (弁内侍日記) 現代語訳

十五日、~十五日、頭中将為氏参りたりしを、かまへて謀りて打つべきよし、仰せ言ありしかば、殿上に候ふを、少将内侍、「見参せん」と言はすれど、心得て、おほかたたびたびになりて、こなたざまへ参る音す。人々、...
■現代語訳

信濃国筑摩の湯に観音沐浴の事 『宇治拾遺物語』 現代語訳

今は昔、~今は昔、信濃国に筑摩の湯といふところに、よろづの人のあみける薬湯あり。そのわたりなる人の夢に見るやう、あすの午の時に観音湯あみたまふべしといふ。いかやうにてかおはしまさんずると問ふに、いらふ...
■現代語訳

紫式部と伊勢大輔 『古本説話集』 現代語訳

今は昔、~今は昔、紫式部、上東門院に歌詠み優の者にてさぶらふに、大斎院より、春つ方、「つれづれにさぶらふに、さりぬべき物語や候ふ」と尋ね申させ給ひければ、御草子どもとり出ださせ給ひて、「いづれをか参ら...
■現代語訳

なんでも言ってしまう取り次ぎ 『十訓抄』 現代語訳

九条民部卿顕頼のもとに、~九条民部卿顕頼のもとに、あるなま公達、年は高くて、近衛司を心がけ給ひて、ある者して、「よきさまに奏し給へ」など言ひ入れ給へるを、主うち聞きて、「年は高く今はあるらん。なんでふ...
■現代語訳

だまされた基俊 『無名抄』 現代語訳

いかなりけるにか、~いかなりけるにか、かの琳賢は、基俊と仲悪しかりければ、「たばからん」と思ひて、ある時、『後撰』の恋の歌の中に、人もいと知らず耳遠き限り二十首を撰び出だして、書き番つがひて、かの人の...
■現代語訳

なくなった御衣 『沙石集』 現代語訳

鳥羽法皇の御時、~鳥羽法皇の御時、待賢門院に、小大進といふ女房、召し使はれけり。御衣の一重失せたりけるを、無き名を負ひて、北野に七日参籠し、起請を書きて、失を守る程に、香水の水を、あやまちて打ちこぼし...
■現代語訳

ねの掛詞 『大和物語』 現代語訳

深草の帝とまうしける御時、~深草の帝とまうしける御時、良少将といふ人いみじき時にてありけり。いと色好みになむありける。しのびて時々あひける女、おなじ内裏にありけり。「こよひ必ずあはむ」と契りたる夜あり...
■現代語訳

荻の葉 『更級日記』 現代語訳

その十三日の夜、~その十三日の夜、月いみじくくまなくあかきに、みな人も寝たる夜中ばかりに、縁に出でゐて、姉なる人、空をつくづくとながめて、「ただ今行方なく飛び失せなばいかが思ふべき」と問ふに、なまおそ...
■現代語訳

伏見修理大夫俊綱の事 『宇治拾遺物語』 現代語訳

これも今は昔、~これも今は昔、伏見修理大夫は宇治殿の御子にておはす。あまり公達多くおはしければ、やうを変へて橘俊遠としとほといふ人の子になし申して、蔵人になして、十五にて尾張守になし給ひてけり。それに...
タイトルとURLをコピーしました