★重要単語

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ひとやり【人遣り】 名詞 / ひとやりならず 連語

「遣る(やる)」は「人に~させる」ということです。そのことから「人遣り」という名詞は、「人から強制されて行う行為」を意味します。多くの場合、下に打消し表現を伴い、「他人から強制された行為ではない」という言い回しで使います。「ひとやりならず」で覚えてしまうといいですね。
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あさむ【浅む】 動詞(マ行四段活用)

「常識」や「社会通念」といった「器の深さ」に対して「浅い状態」、すなわち「ぴったりしていない」というズレに対して驚きあきれることを意味しています。「あるべき状態」と「現実」がズレていることへの驚きであり、良い意味でも悪い意味でも用いました。ただ、「そんなはずじゃない!」という意味合いなので、どちらかというと悪い意味での使用が多く、やがて(2)のような訳し方が増えていきました。
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ひじり【聖】 名詞

「日」+「知り」ということで、「ひじり」となりました。「お日柄」や「日の吉凶」などを「知っている人」ということになります。つまり、プラスの意味で霊的な力を備えた人物を「ひじり」と呼ぶのですね。文脈に応じて訳し分けますが、説話などでは「僧」や「高僧」を指すことが多いです。
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ばや 終助詞

もともとは、「未然形+ば」に係助詞の「や」がついて、「もし~ならば、……か」という構文をつくっていたのですが、「ばや」の後ろが省略されることも多くなり、一語の「終助詞」のように使われ始めたものです。
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なむ(なも) 終助詞

上代では、「な」という助詞が「しよう」「したい」という意味を持っており、ここに助詞「も」がついたものが「なも」だといわれています。「も」は、「不確実・未確定」なことを示すものとされ、すると「なも」は、「不確実な願望(希望)」ということになります。これがいずれ「なむ」になりました。
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まかる【罷る】 動詞(ラ行四段活用)

「任く(まく)」という動詞からきていることばだと考えられています。「まかる」は、「任」を受ける側の行動であり、任命をする高貴な人に対する「下の属性」の行為になります。実際に何かを任じられたわけではなくても、「高貴な場所から下る」際には、「まかる」を用いました。「都から離れる」ことにも「まかる」を用います。「出る・離れる」という行為そのものよりも、「お任せをいただいて(お許しをいただいて)動く」というニュアンスが中心にある語なので、「(どこかへ)行かせていただく」という感じで、「参る」「参ります」などと訳すことも多いです。中古では、どちらかというと、(3)(4)の意味で用いられることが多いですね。
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さかし【賢し】 形容詞(シク活用)

「しっかりと合理的に判断できるようす」を意味する形容詞です。迷いなく判断できるということは、知性があり、その知性を発揮していることになりますから、多くの場合は(1)(2)(3)の意味になります。ただ、本当はたいしたことがないのに、うわべだけ知性的にふるまっている場合もありますよね。そういうケースでは、(4)の訳し方をします。
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おぼえ【覚え】 名詞

動詞「おぼゆ」が名詞化したものです。「おぼゆ」は、「思ふ」+上代の助動詞「ゆ」であり、「ゆ」は「自発」や「受身」を意味します。(1)(2)は、受身的なニュアンスですね。(1)「世間から思われること」であり、(2)は「非常に高い身分の人から思われること」を意味します。(3)(4)(5)は、自発的なニュアンスですね。(5)は、能力や腕前などの話題において「おぼえあり」などと言う場合の訳し方です。
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まめまめし【実実し・忠実忠実し】 形容詞(シク活用)

「真実(まめ)」「真目(まめ)」といったことばが、「まじめ」を意味しており、それを2つ重ねているのが「まめまめし」です。普通に「まじめである」と訳すこともあるのですが、「まめ」を二回言うくらい強調されていますので、「いかにもまじめである」「きわめてまじめだ」などのように、ちょっと強めに訳せるといいですね。
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わぶ【侘ぶ】 動詞(バ行上二段活用)

物事が思い通りにいかず、がっかりすることを意味しています。訳としては、「嘆く」「困る」などとすることが多いですね。補助動詞として、「~しかねる」「~しづらい」などと訳すこともけっこうあります。
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