ひがひがし【僻僻し】 形容詞(シク活用)

意味

① ひねくれている

② 情趣を解さない

③ 変だ・非常識だ・見苦しい

ポイント

ひが」という漢字のイメージをおさえておくといいです。

「僻」は、「僻事(間違い)」「僻目(わき見・見間違い)」「僻耳(聞き間違い)」といったように、「間違っている・ねじれている・ひねくれている」というニュアンスです。

「ひがひがし」は、その「僻」を重ねた形容詞であり、「ひねくれている」という意味になります。

素直じゃないことや、常識的でないことに使われると考えればいいんだな。

例文

すべてひがひがしき人に従ひける心の怠りぞ。(源氏物語)

(訳)すべてひねくれた人に従っていた心の過ちである。

着たる物のさまに似ぬは、ひがひがしくもありかし。(源氏物語)

(訳)着ているものが(人に)似合っていないのは、見苦しいことだよ。